カープであれば鉄人衣笠やミスター赤ヘル山本浩二。
2000本安打を打った、前田智徳、野村謙二郎や200勝投手にして
殿堂入りされた北別府投手。
炎のストッパー津田恒美投手は記憶にも記録にも残る選手。
では、記憶に残る選手とは誰だろうか?
2007年に巨人戦でサヨナラホームランを放った尾形佳紀選手。
2009年に敵地神宮のスタンドを歓喜の渦に巻き込んだ逆転3ランを
放った末永真史選手。
2011年にチームに喝を与えた一塁へのヘッドスライディングを敢行した
井生崇光選手。
他にもいるだろう。
しかし、彼らが輝いた一瞬の裏には計り知れない努力と時間が隠されている。
日南キャンプで選手の入り待ちをしていた私の目の前に現れたのは忘れもしない
末永真史スカウト。

思わず『おはようございます』と挨拶するとはにかんだような笑顔で
『おはようござます』と返してくれました。
選手時代と変わらない体つきと精悍な顔つき、変わっているのは
ユニフォームじゃなくてトレーニングウエアを着ていること。
なんか無性に寂しかったです。

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