表彰されました。
カープから続々と殿堂入りされて嬉しい限りです。
しかし、今のカープを見渡して殿堂入りに値するような
選手が果たしているでしょうか?
前田智徳さんくらい?
メジャーに行かれた黒田投手は微妙なラインかな。
今後の活躍次第でマエケンくらいでしょうか?
殿堂入りするくらいですからその実力たるや相当なもので、
外木場さんなんてそりゃあ鬼のような形相で投げていましたもの。
しかし、何でしょうね、カープから殿堂入りされた方々は
山本浩二さんを除けば、体格だったり、キャリアだったりが
さほど恵まれていない方が多いのです。
北別府さんだってドラフトでは隠し玉的な1位ですし、
衣笠さんは捕手で入団して捕手失格からのスタート、
外木場さんも大野さんも投手としては恵まれた体とは言えないし、
そのプロでのキャリアの大半は得点力の無い打線の中で孤軍奮闘
しておられました。
また、監督やコーチとして弱い時代のカープを支え、1975年以降の
常勝カープの礎を築かれた方も多いですね。
上田利治さん、白石勝巳さん、別当薫さん、広岡達郎さん、そして
カープの初代監督、石本秀一さんや寝業師、根本陸夫さん。
こう考えるとカープと言う球団は凄い球団なんですよね。
しかし、今のカープにそれこそ破天荒な選手や、飛び抜けた特徴が
ある選手はいないように思える。
だから、カープは勝てないのか?
いや、全く逆ではないだろうか?
飛び抜けた力がなければ平均力で戦えばいい。
何もメイク・ミラクルは巨人軍だけの特権ではない。
カープも隙のない野球が出来れば、総合力では他球団に
劣らない戦いが出来ると思う。