
大好きだから身を引かなくてはならない時もある。
山崎二軍監督が辞任されたのはご周知の通りだ
実は8月半ばくらいの試合で私は今年限りで辞めそうな
嫌な予感が何故かしていた。
冗談半分で後任は誰かな〜居ないな〜なら来年も山崎監督だな
なんて嘘日てはいたが、その不安は消し去れなかった。
そこに今回の辞任である。
ひとつ職場に長く勤めたことの無い浮き草のような私には
彼の35年と言う年月は眩しくもある。
カープ一筋35年と言うのはけっして平坦な道ではなく
楽しいことより、苦しいこと、悔しいことの方が多かっただろう。
特に今年のカープはケガ人と入れ替える形で上に選手を送り出して
いたが為、野手が不足して捕手登録の選手が先発野手の半分を占める
試合もあったほどだ。
3年連続最下位、ウエスタンリーグの不名誉な記録16連敗も
今年に限って言えば仕方がないと思ったが、勝負の世界で生きる
山崎立翔2軍監督には自分が許せなかったのだと思う。
ファームの若鯉の育成と勝ちの両方は中々難しい、他球団のラインナップを
見ると、1軍で活躍していた選手や今正に1軍に飛び立とうとしている選手が
並んでいてそのまま2〜3人を替えれば1軍のオーダーになりそうな試合も
あった。
そんな中で勝つのは本当に至難の業であったと推測する。
「教育の仕方の難しさ、僕なりの苦しさがあった。マンネリ化もあった。その上にあぐらをかいていていいのか、と。チームのためにも環境を変え、血の入れ替えが必要なタイミングと思った」。この言葉の裏には16連敗中に覇気の無いチームのムードに
悶々とした時期もあっただろう。
どんな仕事においても人を育てることと管理職は難しい。
今はただ、本当にご苦労さんと言いたい。
posted by 和をん at 07:18| 広島 ☁|
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